オメギャラリーでソン・ミヌ個展「Beside」が今月20日から開催
オメギャラリーは、草の世界を長年探求してきたソン・ミヌの個展「Beside」を20日から開催する。草を単なる植物の形としてではなく、周囲の存在と関係を結びながら生きる生命として捉える作家の視点が展示される。
オメギャラリーは今月20日から、草の生命の繋がりを探求するソン・ミヌの個展「Beside」を開催し、11月14日まで公開する。銀の酸化による変化で時間の流れを表現した〈Fading Grass〉連作など、自然の循環を捉えた作品が並ぶ。
オメギャラリーは、こうした草の世界を長年探求してきたソン・ミヌの個展「Beside」を今月20日から開催する。今回の展示は、草を単なる植物の形態としてではなく、周囲の存在と関係を築きながら生きる生命として捉える作家の視点を反映したものだ。
特に新作の〈草の庭_星座〉連作では、画面の至る所に配置された草が互いに繋がり、一つの風景を形作っている。作家は、四角いキャンバスを、人間が自然を理解し区分するために作った枠組みとして解釈する。その中に置かれた草は、それぞれ異なる方向へと伸びながらも、風や光、周囲の草と影響を及ぼし合っている。夜空に散らばる星々が一つの星座として読み解かれるように、個々の生命が成す関係性に注目した。
併せて発表される〈Fading Grass〉連作は、銀という素材を通じて時間の流れを表現している。空気と接触することで徐々に酸化し、光を失っていく銀の特性を作品に取り入れた。
ソン・ミヌは「徐々に色褪せていく銀色は消滅ではなく、フレームという人間の認識を超えて戻っていく巨大な循環の過程である」と説明した。作品の変化そのものを自然の循環へと結びつけている。
初期の作品において草と人体の関係を探求していたソン・ミヌは、次第に自然界の生命が互いに影響し合う様へと関心を広げてきた。今回の展示においても、草は単に眺める対象にとどまらない。人間もまた自然の一部として、他の生命と並んで存在しているという事実を再認識させる。
展示は11月14日まで開催される。観覧時間は午前11時から午後5時までで、日曜と月曜は休館となる。
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