2026ソウルデザインウィークが閉幕、67万人が来場
「2026ソウルデザインウィーク」が12日間の開催を終え、67万人の来場者を記録した。今年はDDP(東大門デザインプラザ)の枠を超え、ソウルの5つの圏域を繋ぐ規模へと拡大し、国内外の企業や人材による産業交流と国際協力が進められた。
10月14日から25日まで開催された「2026ソウルデザインウィーク」は、67万人が来場して閉幕した。今年はDDPからソウルの5つの圏域へ会場を拡大し、併催されたソウルデザインアワード2026には91カ国から1,204のプロジェクトが出品された。
「2026ソウルデザインウィーク」が12日間の開催を終え、67万人の来場者を記録した。今年はDDP(東大門デザインプラザ)の枠を超え、ソウルの5つの圏域のデザイン空間を繋ぎ、国内外のデザイン企業や人材が参加するプログラムを通じて、産業交流と国際協力を拡大させた。
ソウル特別市とソウルデザイン財団は、10月14日から25日まで開催された「2026ソウルデザインウィーク」に67万人が訪れたと発表した。このイベントには871の企業・ブランド、デザイナー370人、大学生353人が参加した。
今年の開催は、オ・セフンソウル市長が2006年に「デザインソウル」を宣言してから20年目を迎える年に実施された。ソウル特別市は、デザインを都市空間や市民の日常生活に融合させてきた成果に基づき、来年ソウルで開催されるWorld Design Congressを通じて国際的なデザイン交流を拡大する計画だ。
DDPデザインフェアに80余りのブランドが参加
産業連携プログラムの一つとして、29CMと共同開催された「DDPデザインフェア」には80余りのブランドが参加した。「好みが詰まった市場」をテーマに開催されたこのイベントには、5日間で3万5千人が訪れた。体験と購買を連動させたプログラムにより、消費者がデザイン製品に触れ、参加ブランドが市場の反応を確認できる仕組みとした。
若手デザイナーの産業現場での経験を支援するプログラムも用意された。「大学協業プログラム特別館」では、20の大学デザインチームと学生デザイナー約100人が、企業の課題に基づいて開発した製品やコンテンツを披露した。参加した学生たちは、実務教育や専門家によるメンタリング、展示企画などを経験した。
会場はDDPからソウル全域へと拡大された。東大門、聖水、延禧、西村、狎鴎亭の5つの圏域にある150のデザインスポットを繋ぐ「ソウルデザインロード」を運営し、市民が多様なデザイン空間やコンテンツを体験できるようにした。
聖水では、ソウルの日常と空間をデザインの観点から再解釈した「Seoulness」を披露し、延禧ではデザインスタジオや建築事務所、展示空間などを開放する「デザイン・オープンスタジオ」を実施した。
DDPでは、国内外のデザイナーによる作品を紹介する展示も行われた。ソウルを拠点とするデザインコレクティブ10チームとデザイナー約140人が参加した「コレクティブ・ソウル」や、6カ国のデザインスタジオ8チームの作品を紹介した「スタジオ実践」などが来場者を迎えた。イタリアの教育機関POLI.designや、スペインのフードデザインスタジオFONDOなどの海外機関も、展示や交流プログラムに参加した。
ソウルデザインアワード2026、91カ国から1,204プロジェクトが出品
ソウルデザインウィークと併せて開催された「ソウルデザインアワード2026」には、91カ国から1,204のプロジェクトが出品された。初回出品数の75件と比較すると、約16倍の規模に拡大している。医療、環境、移動権、都市再生、資源循環など、社会問題の解決と持続可能性を扱ったデザインが紹介され、約1万件の市民投票も受賞作の選定に反映された。
大賞は、アメリカの非営利デザイン組織Design that Mattersによる「Otter Newborn Warmer」が受賞した。電力や医療資源が不足している環境でも新生児の体温を維持できるよう開発された、携帯用の保温器だ。
今年新設された「ESGデザイン・インパクト賞」は、現代自動車、Patagonia Korea、At Home、RHINOSHIELD、プルムウォン、Samsonite、OpenAI Koreaの7企業に贈られた。
2027世界デザイン会議を控え、国際交流を拡大
国際的なデザイン議題を扱うプログラムも進行した。「Think・Make・Change」をテーマに開催されたソウルデザインカンファレンスでは、国内外のデザイナーや企業関係者が、人工知能(AI)時代におけるデザインの役割と産業の変化、人間中心のデザインの可能性について議論した。UNEPの循環デザインプログラムでは、資源循環を産業や日常生活に定着させるためのデザインの役割と国際協力の方向性が扱われた。
「2027世界デザイン会議ソウルプレビュー」では、来年ソウルで開催されるWorld Design Congressの公式ブランドアイデンティティとスローガン「Think, Make, Change」が公開された。ソウル特別市は、今回のイベントで形成された国内外の交流基盤をもとにWorld Design Congressの準備を進め、国内のデザイン企業や人材の海外進出支援を強化する方針だ。
チャ・ガンヒソウルデザイン財団代表理事は、「ソウルデザインウィークは、市民が新しい好みやブランドを発見し、デザイナーや企業が新しい市場と出会い、世界と繋がるプラットフォームである」とし、「ソウルが世界のデザインの中心となれるよう努力していく」と述べた。
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